「ハイナンチーファン」「海南チキンライス」「カオマンガイ]などと呼ばれている、東南アジア全域で食されている料理です。
基本的には骨付き鶏もも肉を茹でて、その茹で汁でご飯を炊いてソースと共に食べます。
ソースはシンガポールでは中国醤油とチリソースをソースとして使いますが、今回はタイの調味料タオチオを使ってソースを作ります。タオチオは大豆が原料の味噌の仲間で非常に塩っ辛いです。炒め物のなどの味付けに使います。
また、お米もタイのジャスミンライスを使います。このお米は非常に香りがよく炊いてる時の香りが最高です。味も普通のタイ米とは比較にならないほど美味しいです。普通の日本米でもかまいませんがジャスミン米を使うと格段に本場の雰囲気が増します。
茹でて炊くだけの非常に簡単な料理です。調味料は少量を加えるだけです。細かいことは気にせずちゃちゃっと作っちゃうのが良いと思います。
作り方
鍋に骨付き鶏もも肉と材料と水をいれ火にかけます。沸騰してきたら中火くらいで20分ほど茹でます。茹であがったら鍋からあげて冷ましておきます。
ジャスミンライスを炊きます。鍋に油を少量敷きにんにくしょうがを炒めます。そこにジャスミンライスを砥がずそのまま加えます。軽く炒めたら鶏の茹で汁を加え煮ます。沸騰したら蓋をして弱火にし、20分ほど炊きます。
ソースを作ります。すべて混ぜ合わせるだけですが、しょうがをたっぷり入れるとおいしいです。塩分の濃さは茹で汁で加減してください。
ご飯が炊けたら器に盛り、冷ました鶏もも肉を適当な大きさにカットしてソースを添えます。好みできゅうりやトマトを添えてください。余った茹で汁にナンプラーを加えてスープも作ると本格的です。